公共交通・移動分野のスマート化技術〈SAV〉の社会実用を目指し、本格的な大学発ベンチャー第1号として「株式会社未来シェア」を設立

公立はこだて未来大学の研究開発シーズである公共交通・移動分野のスマート化技術 SAV:Smart Access Vehicle (呼称=サブ)の社会実用化を推進することを目的に、本格的な大学発ベンチャー第1号として、株式会社未来シェア(本社:北海道函館市)を、2016年7月21日に設立しました。
公立はこだて未来大学副理事長・教授である松原仁(まつばら・ひとし)が、同社の代表取締役社長を務めます。また、プロジェクトの実証実験用アプリケーション開発を担ってきた株式会社アットウェア(本社:神奈川県横浜市)の松舘渉(まつだて・わたる)取締役が代表取締役を務めます。

SAVとは

公共交通をはじめとする都市の多様な移動手段をクラウドサーバで一元管理し、ユーザのデマンド(呼び出し)に応じていつでもリアルタイムで配車ができ、ユーザが乗降場所を任意に指定できるといった、完全自動制御フルデマンド型サービスを実現するシステムです。小規模エリアから大都市圏まで、スケールフリーな構築・運用が可能です。
2011年より、函館地域での実証実験等に基づく研究開発を、国立研究開発法人 産業技術総合研究所や名古屋大学の研究者らとの共同研究により進めてきました。
実用化へ向けた十分な開発成果を得たこと、全国の自治体や企業等からの実用化開発に関する引き合いが増えてきたことから、実運用を見据えた開発、実運用サービスの事業化を強力に推進し、社会的要請に円滑かつ迅速に応えていくことを目指して、大学発ベンチャーを設立することとしました。
これまで本学には、教員や学生が個人で立ち上げた広義の大学発ベンチャーは存在しましたが、大学の技術シーズをもとに組織的に立ち上げる本格的な大学発ベンチャーは第1号となります。

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